福岡県大木町 境町長が「世界首長誓約/日本」に署名

 

2020年11月6日、大木町(福岡県)の境公雄町長が「世界首長誓約/日本」に署名しました。同日、大木町で開催された「第3回九州エネルギー経済フォーラムinおおき」の中で署名式が執り行われ、「世界首長誓約/日本」事務局から杉山範子(特任准教授)が参加しました。

境町長は、同フォーラムの基調講演において、2008年の「もったいない宣言(ゼロ・ウエイスト宣言)」に続いて、2019年には気候非常事態宣言を出された背景や経緯を説明後、「気候変動対策の先にあるまちづくりのビジョンを町民と共有しながら、取組みを進める」と語られました。さらに、署名後、次のように抱負を述べられました。「世界首長誓約/日本に署名をすることで、今後は世界の情報を学びながら、世界の一員としての自覚を持って、まちづくりを進めたい。このような署名式を開催できたことで、これから取組みを前進させるための力がわいた。」

大木町は、2006年から、町の循環センター「くるるん」において、家庭等から排出される生ごみと浄化槽汚泥、し尿を原料としたバイオガスプラントを稼働させている他、29種類のごみ分別を通じてリサイクル率の大幅な向上を実現しています。今年度から、環境省の「脱炭素型地域づくりモデル形成事業」を活用し、2050年までに温室効果ガス実質ゼロ社会を実現するためのロードマップを作成中です。

大木町の署名により、日本国内の署名自治体数は27になりました。


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