2020年8月20日、小布施町(長野県)の市村良三町長が「世界首長誓約/日本」に署名しました。小布施町役場で開催された署名式はオンラインで名古屋大学と結び、「世界首長誓約/日本」事務局から竹内恒夫事務局長が参加しました。
市村良三町長は、署名後、次のように抱負を述べました。「日本各地で、100年に一度の災害が毎年発生している。小布施町も、昨年10月、台風19号により、大きな被害を受けた。私たちには、気候変動の影響を最小限に抑えながら、次世代に住みやすい町を残していく責任がある。そこで、小布施町では、環境、防災、次世代型のインフラを構築していくため、各課を横断的につなぐ総合政策推進室を立ち上げた。これらの課題に、積極的に取り組む覚悟をもって、『世界首長誓約/日本』への参加を決意させていただいた。」
小布施町は、欧州委員会の国際都市間協力プログラム(IUCプログラム)で、長野市とともにフィンランドのトゥルク市と交流し、環境と経済の両立を目指したまちづくりを進めています。2019年秋にはトゥルク市を訪問し、トゥルク市の環境の取組みの現場を見て学びました。
小布施町の署名により、日本国内の署名自治体数は25になりました。