「世界首長誓約/日本」事務局、エネルギー地産地消をめざすため専門家を2市に派遣【報告】

 

 2019年度、「世界首長誓約/日本」事務局は、誓約した自治体を対象に簡易FS(フィージビリティスタディ、実現可能性調査)の希望をとり、2市に専門家を派遣しました。専門家は、予め、アドバイスを受けたい分野や希望する内容をヒアリングし、データを事前にやりとりした上で、現地訪問して調査を実施、簡易FS報告書にまとめます。簡易FSを受けた2市では、地理、人口推移、再生可能エネルギーの賦存量などから、木質バイオマス及びバイオガスの施設の導入可能性が明らかになりました。報告書では、それぞれの市の特性に応じた規模、原料など、導入可能なプランが提案されました。

 現在はコロナウイルス対策のため一時的に見合わせていますが、2020年度も誓約自治体への専門家派遣を予定しています。